踊る!アントワネットさま2巻発売しました

踊る!アントワネットさま2巻発売しました

2014-09-05

先週、9/5に完結巻となる『踊る!アントワネットさま』2巻が発売されました。
発売日に横浜、翌日に秋葉原の書店に寄ってこっそりと様子見してきました。どこも新刊コーナーに平積みして下さってありがたや…と手を合わせたくなる光景でした。

twitterで以前ぽちりと呟いたのですが、実は昨年夏に発売された1巻の売れ行きがあまりよくなくてですね…(情けない話ですが、自分の力不足も色々ありまして…)
1巻発売後は2巻どころか予定してたラストまで連載続くのも危ういかも、と担当さんに言われたこともありました。ですが、アンケートなど読者さまの応援や担当さんの頑張りがあって、最終回まで無事連載も続き、こうして発売までこぎ着ける事ができました。各方面の方々に本当に感謝です!
1、2巻セットでご購入して下さる方もいるようでありがたい限りです。

元々ルイ16世自体は好きな人物だったのですが、正直、フランス革命やアントワネットにそこまで特別な思い入れや知識があったわけでもなく、ほとんど手探りで始めた連載でした。しかし、色々調べ始めて関連書籍を読んで…としているうちに気付けば色んな人物の想いが交錯する革命期にすっかり魅せられていました。
虐げられる一方だった平民達が貴族の圧力に対して立ち上がった…という構図がクローズアップされがちなフランス革命。ですが、その背景にはいずれの立場でも激動の時代の中で国や、家族や、大切な人々を守ろうとした無数の人々のドラマがあり、平民・貴族、革命派・反革命派という大きなカテゴリの二極論でくくって見てしまうのはとても勿体ない事だと思います。
その辺りを描きたくて2巻ではどちらの派閥にも属さない状態のマリーを中心に国王やロベスピエールのドラマを絡ませる形をとりました。全2巻の小さな物語という事もあり、描ききれない人物、エピソードなども多々ありましたが、本作で革命期の時代や人物に少しでも興味を持ってもらえたなら、それ以上に幸せな事はありません。

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カバー下の、最終回のその後を描いた書き下ろし漫画も好評で嬉しいです。
ここ結構お気に入り。
140822c
もっとこういうシーン本編で描いてあげればよかったですね…
マリーほんとごめん…

2014-09-03

恒例のサイン本も書かせて頂きました。
だいたいマリーですが、1冊だけドヤ顔眼鏡が乱入してます。
もし遭遇された際にはお手に取って頂けると嬉しいです。

※サイン本は芳文社の営業さんにお預けしているので、
どの書店で販売されるかはこちらでは把握できません。ご了承ください

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以下は発売日前後にtwitterに投稿してた画像いろいろです。
発売日前のカウントダウン絵。3日前
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ロベスピエール兄妹とジュストくん

2日前
140903
ルソー公とフェルセンとルイ16世

1日前
140904
2人のマリー

タイスペでの新作ネーム描きつつのらくがき。
無印4コマノートまた定番商品になってくれないかな…
2014-09-07
新作は歴史物ではないのですが、なぜかまたフランス関連な感じです。
9/22発売のまんがタイムスペシャルに掲載されるので見て頂けると嬉しいです。

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