こんにちは、にしうらです。
前回の更新からだいぶ間が空いてしまってすみません。更新をお休みしていた間は初めてのロンドン&何回目かのパリ旅に行ってました。
旅先からnote更新できたらいいな〜と出発前はのんきに思っていたのですが、相変わらず朝から博物館と美術館を巡りその合間に街歩きをして夕方に宿に帰っては泥のように寝るという日々を繰り返し、帰国まで余裕は1ミリもありませんでしたね…。いつも通りですね。
それはさておき、今回は久しぶりの漫画のお仕事の告知です。
『偉人たちの恋文物語』モネ編5Pを描きました
Gakkenさんの漫画サイト「ガッコミ」にて連載中の『偉人たちの恋文物語』第40回クロード・モネ編🪷の漫画を5P&カラーのミニカットを描かせていただきました。

こちらのサイト👇にて無料ですぐ読めますので、よければ漫画の後の恋文解説も併せてどうぞ。
(2025/9/19追記)
公開期間が終了したので現在は1、2話のみが読める状態です。10月発売の書籍『偉人たちの恋文物語 世界編』に収録されるので、手に取っていただければ嬉しいです。
漫画の執筆にあたって先方から指定されたのは偉人とおおまかなエピソード位で、モブキャラの設定などはこちらにおまかせという事だったので、自由に描かせていただきました。とても楽しかったです。
自分の過去描いた漫画(『モネのキッチン』)だと、モネとカミーユの物語までしか描けなかったので、今回アリス周りのエピソードが描けて楽しかったです。
モネが旅先からアリスに手紙でジヴェルニーの庭の様子を聞いたり、植物の世話をお願いしてるエピソードとかも可愛くて好きなので入れたかったけど5Pではそこまで入れられず…。
とはいえ、お仕事でまたモネを描く機会ができてとても嬉しかったです。
よければ読んでもらえると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
マルモッタン・モネ美術館の話
モネといえば、先日の旅行の際にパリのマルモッタン・モネ美術館で開催中の『印象派の父、ウジェーヌ・ブーダン』展に行ってきました。
ブーダンは十代のモネに油絵と風景画を描くことを教えた、師匠的な存在の画家です。

マルモッタン・モネ美術館

空の表現を得意とし、コローから『空の王者』と呼ばれたブーダン。出品作品の大半が個人所蔵のものなので、初めて観る作品も多く「このためにパリまで来て良かった…」と感じた展示でした。

左がブーダン《ドーヴィル、テントの下のジュリエット》1895
右がモネ《トゥルーヴィルの浜辺にて》1870
浜辺の風景を描いたモネとブーダンの絵が一緒に並べて展示されている箇所もあり、師弟の絵が並んだ光景に胸が熱くなりました。正確には左のブーダンの絵は1895年のドーヴィル、右のモネの絵は1870年のトゥルーヴィルで描かれたもので、同じタイミングで描いたものではありませんが。(ドーヴィルとトゥルーヴィルはノルマンディー地方にある港町で、川を挟んで隣に位置している)
そして、浜辺と白いドレスの女性という同じような題材でありながら、人物の全身を画面に納め、波打ち際の線を水平線と並行に描く静的で伝統的な風景画らしい構図のブーダンに対し、モネの方は手前に人物を大きく配置し、波打ち際の線を斜めにひいて奥行きを感じさせるダイナミックな構図…という二人の画家としての作風の違いもこの2枚から感じることができるのも面白いところ。
こちらのウジェーヌ・ブーダン展は8/31まで開催中です。この夏パリに行く機会がある風景画や印象派が好きな方はよければ行ってみてください。
ただ現在、日本の豊田市美術館で開催されている『モネ 睡蓮のとき』展に貸し出しているためか、睡蓮やジヴェルニーの庭で描かれた作品の展示数が少なめだったのでそこは注意。
マルモッタン・モネ美術館自体もそこまで大きくない規模でゆっくりモネやモリゾの絵を見れるので、パリの美術館の中でもかなり上位に入るくらい好きな美術館です。正直自分はオルセーよりここの方が行く頻度高い。

平日ならタイミングによってはモネの部屋でもこの位の密度
あとここ、ルノワールが描いたモネとカミーユの絵があるのが高ポイント。この2枚大好き。

ルノワールが描いたモネ(左)とカミーユ(右)の肖像画
また、以前の旅で行き損ねていたモンマルトルのサン=ヴァンサン墓地にあるブーダンのお墓にも今回行ってきました。

ブーダンのお墓
ここには他にも画家のユトリロ、黒猫で有名なスタンランのお墓もあります。近くのモンマルトル墓地に比べるととても小さいですが、訪れる人も少なく、穏やかで静かないい場所でした。
どこもかしこも観光客が多いパリですが、街歩きをしていると結構こういう隠れ家のようなひっそりとした静かな公園や墓地、教会などが点々とあってほっとします。
おわり
以上になります。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
こちらはマルモッタン・モネ美術館のショップで購入したモネ(?)マグネット。ちょこんと座った姿がかわいいので見てください。

背景に見えるのはオランジュリー美術館
それでは、また次の更新で。
2025.07.07
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