【イベントレポ】文学フリマ東京36 サークル初参加の感想

【イベントレポ】文学フリマ東京36 サークル初参加の感想

こんにちは、にしうらです。先週日曜(5/21)に開催された文学フリマ東京36にサークル参加してきました。
一般参加では何回か参加していましたが、今回は初めてのサークル参加!でいつも出ているコミティアとの違いも色々感じたのでイベントの感想、振り返りなど書いていこうと思います。

イベント全体の感想

文フリの感想、なんと言っても「人が多い!!」です。
コミティア144の記事を読まれた方は「感想同じじゃん!」と思われるかもしれませんが、コミティアはだいたい人の波が11時〜13時くらいがピークで、あとは人の流れが緩やかになって、ゆったりとした空気になる感じです(自分の印象では)。
でも文フリの方は12時の開場から16時くらいまで人が入り続けて、ず〜っと密度高い空間が続いている感じでした。これは会場がビックサイトではなく流通センターで天井が低いのもあるかも。人の多さに後半ちょっと酔ってしまいました…。

ただ、机の配置はぎゅうぎゅう詰めというわけでもなくサークルスペース内の幅もかなり広めにとられていたし、机と机の間隔も人が通れる程度空いていたので、設営やスペースへの出入りもしやすくありがたかったです。

来場されている一般参加の方々もコミティアとはまた違う客層の方々が多くて面白かったです。あくまで自分の印象ですが、コミティアよりも女性や若い人が多かった気がします。


あと文学作品展示即売会なので、サークルのディスプレイ(値札やポスター)がビジュアルよりもテキストで魅せている人が多くて面白かったです。
コミティアだと表紙を見て「綺麗!」「かわいい!」という第一印象で手に取ることが多いんですが、文フリだとアオリ文を読んで「なにそれ!」「気になる!」と手に取ることが多い感じ。
好奇心をくすぐられる本が多くて楽しい。

今回も5月のティアに引き続き囃子屋さんが売り子に入ってくれたので、交代しつつ他の方のスペースを見て回ったり、外の空気を吸いに行ったり休憩もできました。ありがたかった〜。

今回から飲食ブースも再開されていたので、クルミドコーヒーのアイスコーヒーとお菓子(くるみのカリカリ)を購入。美味しかったです。

前にいるのはシャツ柄のシャツを着た囃子屋さん

サークル参加の感想

さて、初めての文学フリマへのサークル参加。
写真とエッセイ(ぽいもの)の本があるとはいえ、メインは旅行記漫画だしはたして文学フリマで手にとってもらえるのかなあ…と思っていたのですが、先日のコミティアで出した『旅ノートのススメ』が特に好評で、たくさんの方に手にとっていただけました。ありがとうございます!

A5/36P(カラー4P含) 23年5月発行(コミティア144新刊) 表紙フルカラー、本文印刷:クリーム紙×こげ茶インク 自分が旅をするときに毎回書いている「旅…
nsur.booth.pm

そして「以前、旅行記を購入して面白かったです!」や「コミティアで買ってます!」とすでに購入してくださって、感想を伝えにきてくださった方や、以前お仕事でお世話になった方も来てくださってとっても励みになりました。

今回文学フリマに初参加してみた目的は、「コミティアの参加者とは違う層の方に本を見てもらいたい、そして手にとってもらいたい」だったので、これは果たせました!
もう一つの目的、「文章メインの旅エッセイ本が出したい」はちょっとスケジュール的に難しかったので果たせなかったんですが…。しばらく先になってしまいそうですが、出せそうな目処がたったらまた改めて文フリ東京に参加したいです。

コミティアとの違い

個人的に、文フリとコミティアで一番違うと感じたのは、全体の感想でも書いたようにずーっと人の密度の高い空間が続いているところ。

コミティアは一般参加でも入場料(カタログ代)がかかるので、なるべく早めに来てお目当の本やグッズを買いたい!見て回りたい!という方が多く終了間際にはまったりめになり、その一方、文学フリマでは一般参加は入場無料なので、終了1〜2時間前でもちょっとのぞいてみようかなと気軽に入場する方が多いのかな?と予想してみたり。
そのせいか、会場内を回っていると同人イベント慣れしていない動きの方も多く、島中で結構長めの列ができていたり、人が固まっているところもちらほらあって通り辛い通路が目につきました。大きいイベントになると、この辺の解消はなかなか難しいですね。

ただ、行った事ないけどちょっと興味があるから覗いてみたい…と思っているイベントの入場料(カタログ代)が1000〜1500円だったら、行こうかどうか少し迷う気はしますね(※)。その点、文フリの入場料無料という敷居の低さはとっても魅力的だと思います。

※自分はもうコミティアに慣れすぎてて当たり前だと思っていたのですが(笑)、文フリのみに参加してる友達と話した時に「コミティアって入場料かかるんだ!」とびっくりしていたので…
自分は逆に文フリ初めて行った時に「え?カタログまでもらえて無料?いいの?」とびっくりしたなあ…

今回のスペース設営

当日のスペースはこんな感じでした。

前回のコミティアからスマート本棚(ダンボール棚)を導入して、机の上に並べるだけよりもたくさんの種類を置けるようになったものの、全種を面陳するのにだいぶ限界を感じています。

ノルマンディー旅写真集と『フランスふらふら一人旅 パリ美術館巡り編』がそろそろ在庫も減ってきたし再版予定もないので、その辺りが減ったらもう少しすっきりするかな。
ディスプレイって難しい…毎回悩んでる気がします。

新しいポスタースタンド『ClamPo』

最近恒例になっている設営新アイテム紹介コーナー。今回、5/5のコミティアでいままで使っていたポスタースタンドの調子が悪く、急遽新しいポスタースタンドを購入しました。

なるべく軽くてコンパクトなものがいいなーといくつか検索してみて、選んだのが『ClamPo』というクランプ式のポスタースタンド。

ClamPo(クランポ)は、角度調整できるクランプで、椅子や机に固定するから台座いらず。軽量・コンパクト・省スペースで同人イベントに便利なポスタースタンドです。
www.ubo-design.com

780gと軽量!でも結構いいお値段だし、軽いのはいいけどグラついたりしないかな?あと耐久性とか大丈夫かな…?と若干懸念を抱きつつも、イベントまで日がなかったので注文。

届いてみて実際使ったところ、クランプでしっかり椅子や机に固定できるし、固定部分はちゃんとゴムで覆われていて机や椅子を傷つける心配もなく(ここ結構不安だった)、組み立ても一人で簡単にできる構造で良かったです。

あと公式サイトで見てもらえればわかると思いますが、折りたたんでケースに入れると本当にコンパクトで荷物にならないのが一番ありがたいですね。イベントの時はやっぱり色々と持っていくものが増えがちなので…。

使ってみて一点だけ気になったのは、ポスターを挟むクリップの強度が弱いこと。少しゆるゆるでポスターすっぽ抜けないか不安だったので、当日はクリップの上からマステで補強して使いました。
目玉クリップみたいにがっちり止めるタイプか、挟む部分にゴムがついていたら良かったのになあ。
でもそこ以外は本当に満足しているので、引き続き使っていきたいと思います。支柱の中のゴムが伸びたり劣化しないのかも気になるので、どのくらい耐久性あるかもみていきたいところ。

次回イベント予定

今後のイベント予定は以下の通りです。

8/13(日) コミックマーケット102 二日目(当落待ち)
9/03(日) コミティア145(申し込み予定)

今月イベント2個出たら体力の限界をだいぶ感じたので、今年後半は東京コミティア2回と夏コミの参加だけになりそうです。

どうぞよろしくお願いします。

配置図ミスのお詫び

ちなみに、告知やおしながきと一緒にTwitterやnoteにアップしていた↓の配置図ですが、赤い矢印を引く場所を思いっきり間違えていました…
本来はTとSの間の白い部分が通路でした。もし参考にされて、混乱した方がいたら申し訳ありません💦

この矢印だとスペースの内側を歩く形になってしまう!

コミティアとかコミケの配置図に慣れきっていたので、くっついている方がサークルの島だという先入観で捉えてしまったようで…気をつけます。

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